FP受験記

コロナ禍ももう2年半を超えて3年になろうとしていますが、生活のレベルでは色々と変わることがあったのではないでしょうか。私も大分時間ができたので、半分趣味のつもりで資格試験を受けたりしています。昨年はFP2級を受けたので、そのことを少し書いていきます。


FPはファイナンシャルプランナーの略で、収入と支出を見据えつつ長期的な貯蓄計画をアドバイスするものです。資格独占業務はないですが、公的・私的保険や金融、不動産、税制の基礎知識が試験範囲に含まれており、弁護士業務にも益するところはそれなりにあると思います。

FPには1級から3級まであり、3級には受験資格がありませんが2級の受験には3級合格か実務経験が必要となります。私はあまり考えず馬鹿正直に3級から受けましたが、FPの試験範囲には相続もあるので、弁護士として相続事件を扱っていれば実務経験はおそらく満たすと思われます。
試験実施機関としてはFP協会(http://www.jafp.or.jp/)ときんざい(https://www.kinzai.or.jp/fp)があり、どちらで受けても同じ資格なのですが過去問をやる限りFP協会の方がやや易しいという印象を受けました。私はFP協会の方で合格しています。

参考書は市販のものがいくつかありますが、受験会場で一番みたのはTACの「みんなが欲しかった」シリーズでした。私はこれを使っていたわけではないので評価できません(問題集はこのシリーズを買いました)が、シェアはこれが一番でしょう。同一シリーズの問題集との間で相互参照もしていますし、素直にこれを買って勉強しておくのがよいと思います。
問題集は基本的には何でもよいと思います。私はTACのものと肢別本を買って2~3周させました。FP協会のHPに過去問もありますので、直前期にはそれもやっておくとよいでしょう。過去問に解説はついていませんが、なぜ間違えたのか調べるのも勉強になります。
3級は単純な○×か択一問題ですが、2級になると択一の「学科」に加えて「実技」という、資料から数値を拾ってきて計算する科目があります。これは知識以外の慣れのようなものも必要になってきますので、実際の問題を解いて感じをつかんでおくことが必須でしょう。

勉強時間は数えていないので正確にわかりませんが、参考書を読んでノートを作り問題集を反復練習するというところまでやったので、100時間以上はやったように思います。弁護士の法律知識が使えるのが相続分野くらいで他はほぼゼロから学習することになるのでそれなりに時間はかかります。業務の傍ら細々やっていたのと3級から受けたので、2級合格まで最終的に半年くらいかかりましたが集中すれば3ヶ月くらいでも十分いけるとは思います。

2級合格すれば1級まで目指すかということになりますが、そこまでいくと難易度も受験料も跳ね上がる上、最終的に口述試験まであるらしいのでお遊び気分で受けるには少々ハードルが高く躊躇しています。やる気が出たらという感じでしょうか・・