賃貸不動産経営管理士 受験しました
つい先日(11月17日)賃貸不動産経営管理士試験を受験しましたので、先週の測量士補に続き受験の感想を書いていきたいと思います。
賃貸不動産経営管理士、略して賃管は賃貸管理に関わる資格となります。数年前までは民間資格であったようですが、法律改正により国家資格となりました。賃貸住宅管理業法に加え、民法(主に賃貸借関係)や借地借家法、設備関連の事項についても聞かれます。宅建とマン管・管業の合いの子のような試験範囲なのですが、「経営」と名がついていることもあって不動産経営や証券化についての基礎的事項も聞かれます。このあたりが特色といえば特色でしょうか。
同種試験と同じく過去問を中心に勉強をすることになるのですが、この試験は民間資格時代と国家資格時代で難易度がかなり変わっており、過去問を解くと近年ははっきりと難化していることがわかります。今年の試験も市販テキストに記載のない問題がかなりあり、問いていてもなかなか難しいなと感じました。もともと宅建よりは易しい試験という位置づけでしたが、もうほぼ同等と考えた方がよいのかもしれません。
ただ、宅建を経験しているとそちらで頻出の肢が出ていたりして、幾分かやりやすくなっている印象を受けました。今年は宅建試験の方でも賃管試験の範囲とされている問題(人の死の告知に関するガイドライン)が出たようで、出題側としては双方受験を推奨しているのかもしれません。
これを書いている時点でまだ結果は出ていませんが、自己採点からするとおそらく受かっていると思います。今までは宅建でもマン管・管業でも40点±1の範囲に収まっていましたが、今回はもう少し点を取ることができました(1点ケアレスミスがありましたが)。似たような分野の試験を受け続けているとそれなりに蓄積があることを実感します。